子どもと笑顔でごはんをたべるまでの険しい道のり

先日、仕事帰りにむすこを保育園でピックアップしたのち、
近所のスーパーに買い物に行った。
18:00をまわっていた。
 
18:00まわったスーパーって、
夕飯の買い物もひとだんらくして、
少し店内が落ち着いてる。そんな時間帯ですよね。
 
そんな中に
かなり大きな声で叫ぶように泣いてる子がいた。
4歳か5歳くらいの女の子。
保育園バッグをもってたので保育園帰りだと思う。
 
こじらせてしまったみたいで、ものすごい泣き方。
家でああいう泣き方させてしまうと、
「虐待で通報されるかも・・・」と心配しちゃうような。
おかあさんもうんざり顔。
というか疲れ果ててた。
 
わかるわかる。
 
仕事して帰ってきて、
可愛い我が子と夕飯ニコニコたべて。
 
そうしたいのはわたしたちだってそうなのに
なかなか難しいんだよね。
もう、いろいろムリだよねー。
泣きたいよな一緒に。
むしろ泣いちゃえ!
 
そしてそこの女の子!
あなたの気持ちもわかるわかる。
疲れちゃったんだよね。
保育園おつかれさま。
たのしいけどたくさんのことが起きる集団生活だもんね。
おつかれさま。
 
うーん、
何か声をかけたいけど、
さらにこじらせてしまったらほんとに申し訳ないし、うーん。
それにしてもあの子ほんとにずーっと泣いてるな。
しかもあの大声。
おかあさん、かなりこたえるだろうなあ。
あの子ももうなんで泣いてたんだかよくわからないんだろうな。
 
と悩みながらも買い物を終え、買ったものをふくろに詰めてたら
となりにいた50代くらいのおばさまがその母子に声をかけた。
 
 
「ずっと泣かせてんじゃないよ。
 迷惑だよ。
 子どもがかわいそうだよ。」
 
 
耳を疑ったけど現実だった。
 
ことばで母子を追い詰めつづける。
「店に来たら泣かせてんじゃないよ。
 泣き止ませなよ。
 子どもがかわいそうだよ。」
矢継ぎ早に詰めて言う。
「ねえ、あなたかわいそうにねえ。」
と女の子に声をかける。
 
おばちゃん、わからないならお伝えさせてください。
 
・泣いているのは疲れもあること
・疲れはその場で解決できることではないこと
・泣き続ける子どもの中には障がいがあるなどの可能性もあること
・誰だって好きで18:00まわった疲労困憊状態で買い物にきてるわけじゃないこと
 (18:00買い物だと夕飯が19:00まわる。
 お風呂あがるのが早くて20:00。
 そうすると就寝が…翌日起きるのが…と
 ワーママ的には翌日にまで響くタイトな行程を強いられる。)
・子どもに「かわいそう」と声をかけるのは何も生み出さない。やめてくれ
 
そのお母さんは、ひたすら謝っていた。
いいわけもしないで、説明もしないでひたすら。
 
その母子はわたしたち母子だったかもしれない。
涙が出そうだった。
たまたま今日じゃなかっただけだ。
 
でもそのお母さんが泣いてないのにわたしが泣く訳にもいかず
そしておばちゃんに声をかけるか迷っていたら、
トイレにその母子が場所をうつした。
 
思わず追いかけて声をかけた。
個室の中でお母さんは泣いていた。
むすこが「がんばれえ!」って叫んだ。
わたしもいっしょにちょっと泣いた。
それがだいじだと思ったから。
 
みなさん、お願いだから、そういうときは
「だいじょうぶ?だいじょうぶじゃないよねえ(笑)」って声をかけてほしいです。
けっこうギリギリなひとにとっては、すごくほっとするので。