音楽が売れないということ、わたしたちの生活が枯れるということ

あの横山健が『Mステ』に出た
「あなたもセルアウトするんですね。」

「あなたもセルアウトするんですね。」
と思うには十分に衝撃的なニュースだった。

でも、オンエアを見て、
横山健さんのコラムを読んだら、

そこには本気で向き合う姿があって、
ひな壇に座っているご自身のイメージは
想像するだけで辛いものがあるだろうに
(Mステのことも健さんのこともDisってるわけじゃないです。)
滑稽(Disってるわけじゃ略)だとも感じるのが
分かりきっていてもなお
そこに立たなければならない、
と立ち上がったのだと知らされた。

こはカッコつけて言うが、オレ自身や Ken Band はこの際どうでも良い。ただアイドル、アニメ主題歌が全盛のいまの時代、子ども達はロックンロール/パンクロックの存在など知らないだろう。なにしろわかりやすいキッカケがないのだから。大人達も忘れてしまっているだろう。かつてハイスタに熱狂した世代も、年を重ねるにつれて仕事が忙しくなったり、家庭を持ったり、子どもの世話に追われたり…きっとロックンロールどころではなくなった人も多いはずだ。
 子ども達には「こんなラフな音楽あるんだよ、ロックンロールっていうんだよ」っていうのを見せたかったし、大人達には「ほら、かつて君達が熱狂したあれ、まだ死んでねぇぞ」っていうのを届けたくなった。

   横山健の別に危なくないコラムより

プレイヤーに「つまんねえな」と思わせてしまうリスナーたち

ここのところ出てきた音楽配信サービスの一部で、
何がすばらしいって
「有料であること」だと思うんです。

 

今、無料でいい音楽を聴くことが
出来る状況にあるだけに、

そんなもんなように思ってしまいがちだけど、

コンテンツは無料であるべきではない。
コンテンツはお金をかけて作られているから。

 

正当な対価がなければ、制作する人間も当然減る。
当たり前のことで、「つまらない」んだから。

対価はお金だけに限ったものではない。
動員かもしれない。
賞賛の声かもしれない。
でも、「賞賛の声」じゃあ、支援にならない。

 

わたしは、音楽が好きで好きで
バンドやってる人がとにかく輝いてみえて
憧れ果てたけど、

才能もなく
いや、才能なんてものに頼り音楽やってる人はほんの少しで
努力をみなさん本当にしてて
で、その努力をする勇気もなく
いちリスナーとしてわたしは存在してるんですけど
だからこそ思う。

リスナーはパトロンであるべきだと

パトロンとして適正な対価を支払う

【提供される⇒対価を支払う】
これによりようやく私たちは対等な立場に立てる。

【提供される⇒対価を支払わない】
これはリスナーによる搾取?
プレイヤーによる奉仕?

それじゃあリスナーはいつまでもプレイヤーに
「提供してくださいましてありがとうごぜーやす。
 ははあー!」

と、頭を下げなければいけないし、

「あなたの曲好きだから、もっとリリースしてよ」
と、要望を出すことも許されないのではないだろうか。
だってお相手はボランティアなんだから。
 

何らかの「反応」がなければ
プレイヤーの離脱、シーンの縮小が今後もつづく。

 

もう、そうしたら、

ホコ天時代のバンドブームも、

わたしたち世代が熱狂した90年代バンドブームも、

20代なかばの皆さんがお好きであろう
エルレ」も、「バンプ」も、

10年代を代表して行くであろう
セカオワ」も、「マンウィズ」も、

ぜんぶぜんぶ、
もうこのままじゃこの先出てこないんじゃないかな。

いいプレイヤーが現在進行形で存在しなければ、
未来形も期待しづらい。

 

「音楽が売れない」
ことは、こういうこと。
つまらなくなる。

 

でも、
無料のプラットフォームがあれば
無料層のユーザーがそっちに流れるのは当たり前。
だってタダって嬉しいから。
そりゃあ当たり前だよね・・・そう感じもする。

●だから早く駆逐されてほしい、違法ストリーミングアプリは。
●プレイヤーもそういったプラットフォームがあることを
 理解して策を練らなければならない
●リスナーは、気が向いたら、1枚、CDを買ってみていただきたい。
 分かってます!結局iPhoneに入れるのも。
 でも、投げ銭だと思って。
 それがめちゃくちゃ大事なんです。
 無料アプリを今すぐ削除すべきというわけじゃなく、
 それを「試食」の位置づけにできたらいいんじゃないだろうか。

 もう一度、シーンにお金を落とせたら。
 ここでもういちど
 
横山健の別に危なくないコラム

 

提供してくれる側に求められていること 

リスナーがレコードショップのラックの前で、
迷ってる3枚のレコードをを目の前に置いて、
腕組みして
悩みに悩んで
ジャケットでエイヤ!って決めて
そんで失敗して悔しかったり
ドンピシャで嬉しくて悶絶する時代は

もう終わったっていうことはプレイヤーも受け入れながら、
やってかなきゃならない。

大きな潮流に乗っかるのか、
音楽エージェント金野和磨は乗っかると宣言してた)
ものすごい力で反発するのか、
(自前でペイントしたカセットをリリースしたり

 ライブ会場でトレーディングカード配布を行う
 某パンクレーベルとか)

それは選択ですけど、
でも、無視はもうできない。

 

あれ?なんかよくわかんなくなったけど
何が書きたかったかというと
横山健さんのコラム読んで泣けたということです。